屋号をどうしようか、ぼんやり悩んでて閃いた
これは、npcという名前を真夜中に決めた夜の話。
仕事がなくなった、2月の夜
お仕事の依頼があり、一つ一つ片付けていればお給料をいただけていた日常が突如終わる。2月初旬の出来事。
まぁ前々からわかってたけど、何もしてなかった自分のせい。子供も3人いる。どうにかしなきゃ。猶予は1ヶ月もない。
そんな窮地に追いやられながら、真夜中のフォートナイトとファイナルファンタジー14(FF14)で、いつものゲーム友達と遊んでた。(仕事探せよw)
ゲームしながら、みんなと喋りながら、横の画面でブラウザ立ち上げ、AI動かし、屋号というかブランド名というか、自分の活動に名前を付けたいなとぼんやり考えていた。何度書き出しても、しっくりこない。ChatGPTやClaude Codeに話をふってみても、なんかしっくりこない。なんでその組み合わせ?みたいなのが大量に提案されて、それはそれで楽しい。
同時に頭の中でゲームの話をぐるぐる回していた。フォートナイトにも、FF14にも「NPC」が出てくる。NPCというのは、Non-Player Character(ノンプレイヤーキャラクター)の略。自分が操作しないキャラクターのことで、村人とか店主とか、ゲームの世界に存在する「自分じゃない人たち」のこと。
※「NPC」は、ゲーム用語のひとつ。プレイヤーが自分では操作しないキャラクター全般を指します。
フォートナイトのNPCと、FF14のNPC
ゲームによって、このNPCの役割の重さが全然違う。それに気づいたとき、頭の中で何かが繋がった。「あ、これだ」ってなった。
真夜中の自分が「これだ」と思ったのは、後者だった。FF14のNPCみたいな存在になりたい。派手な主人公じゃなくていい。でも、いないと話が進まない。そういう仕事の仕方をしているつもりはあったし、これからもそれでいいと思った。
npcができるまで
名前は決まった。npc。3文字。覚えやすいし、ゲームが好きな人には一発で伝わる。知らない人には「何だろう?」と引っかかってもらえる。ドメインはnpcでは取れなかったけどハイフン入れたらいける。その日のうちに取った。
早速Claude Codeにホームページを依頼。その日のうちにアップロードして公開。ブログを書いてページを増やす作戦にしたものの、なんだかんだやることはあるので記事の下書きは自動化することに決めた。何を書こうか考えて、Claude Codeとやりとりした内容を記事にしていくことにした。試行錯誤しながら、記事下書きの自動運用をスタート。時間が経つにつれて、一夜にして作ったホームページがちょっと違うなと思いたち、リニューアル。
さー!準備は整った!
どんな存在になりたいか
お客様のフィールドに立ち、仕事を進めるお手伝いをする。
ゲームに入ったら、いつものnpcがいる安心感。
「いつも変わらず」——そんな存在になりたい。
そんな気持ち一心で、誠心誠意込めてお客様とやり取りをする。
4ヶ月経って、何が変わったか
業務委託契約終了告知から、もう4ヶ月も経つ。
何が変わった?新しいお客さんは増えた?
仕事は増えた?
正直に書くと、npcを立ち上げて、目に見えて変わったことはあまりない。
いい意味でね。窮地に陥って、もうだめだー!になってない。朝起きてPCの前に座って、その日の案件を進めて、たまにブログを書いて、夜になってまたPCに向かう。日常はほぼ同じ。「npcを立ち上げました!」と高らかに宣言するような華やかさは、自分にはなかった。
ただ、自分の活動に「npc」という名前があるだけで、迷う回数が少し減った。ブログを書くときに「これnpcっぽいかな」と一瞬考える基準ができたし、SNSで何かを発信するときに「npcだったらこの言い方はしないな」とブレーキをかけられる。それくらい。
でも、それで十分なんだと思う。NPCって、ゲームの世界で派手に変わったりしない。村人は村にいて、店主は店にいる。プレイヤーが来たら役割を果たして、来なかったら来なかったで、淡々とそこにいる。
npcも、たぶんそれでいい。派手な変化はないけど、ちゃんとそこにいる。それを淡々と続けていく。名前を決めたあの夜から、自分の中ではそれだけが決まっていた気がする。