ブログの下書きをAIにおまかせする小さな仕組みを作った話

ブログを書こうと思って画面を開いたまま、気がついたら別の作業をしていた、という経験はないでしょうか。私も長いあいだ、そのくり返しでした。そんな状況を少しでも前に進めるために、AIを使って下書きを用意する小さな仕組みを作りました。今日はその話を書いておきます。
なぜ下書きが「後まわし」になるのか
制作の仕事をしていると、「書くことは決まっているのに、なかなか書き出せない」という状況が起きます。テーマはある、伝えたいこともある、でも白いページを前にすると手が止まる。
書きたい!と思って書いているのではなく、書いた方たいいよなーと思っている程度だから身が入らないまま、時間が過ぎてしまいます。
それならば、それなりの文書ができていて、自分は文章のチェックだけすればいいのではないか。そう思って試したのが、今回の仕組みです。
作った仕組みの全体像
やっていることはとてもシンプルです。書きたいテーマのメモを短く書き留めておいて、それをもとにClaudeへ「下書きを作って」とお願いする、という流れです。
具体的には、次のような手順で動いています。
テーマメモというのは、「最近こんなことがあった」「この作業でこんな気づきがあった」という短いメモです。箇条書きで2〜3行あれば十分で、きれいにまとめる必要はありません。
そのメモをClaudeに渡して、「これをもとにブログの下書きを作って」とお願いします。構成の提案と本文の骨格が返ってくるので、あとは自分の声で読み直しながら整えていきます。
※「Claude(クロード)」とは、Anthropic社が作っているAIのことです。文章の下書きや整理など、幅広い作業を一緒に進めることができます。
Claudeへのお願いの仕方で変わること
最初のころは「ブログの下書きを作って」とだけ伝えていましたが、それだと返ってくる文章がどこか他人事のように感じられました。「自分が書いた記事」という感触がなく、そのまま公開できないことが多かったです。
試行錯誤のなかで、お願いの仕方を変えてみました。「こんな経験をした」「読んでほしい人はこういう人」「こんな流れで書きたい」という3点を一緒に伝えるようにしたところ、返ってくる下書きがずいぶん使いやすくなりました。
この3点を伝えると、Claudeが返してくれる下書きに「自分のエピソード」がちゃんと反映されます。あとは文体を自分らしく整えるだけで、ほぼそのまま使えるようになりました。
判断は自分がする、骨格を作るのはClaudeが担う、という分担です。全部を自分一人でやろうとしなくていいと気づいてから、「書き出せない」という状態がずいぶん減りました。
やってみて分かった、この仕組みの向き不向き
この仕組みを使い続けてみて、向いている場面と、あまり向いていない場面があることに気づきました。
要するに、Claudeはあくまで「整理を手伝ってくれる人」です。素材となる経験や気づきは、自分が持っていないといけません。そこを取り違えると、読んだ人に伝わらない記事になってしまいます。
また、下書きをそのまま公開するのではなく、必ず自分の目で読み直すことが大切です。Claudeが作った骨格を土台に、自分の言い回しや温度感に整えていく、その工程を省かないようにしています。
まとめ
ブログを書き続けるうえで一番難しいのは、「書き出す」という最初の一歩だと私は感じています。AIに下書きを手伝ってもらう仕組みは、その一歩をずいぶん楽にしてくれました。
大切なのは、自分の経験や気づきをきちんと伝えること。そこさえ押さえれば、整理や骨格作りはClaudeに任せていい、というのが今のところの私のやり方です。
「書きたいことはあるのに、なかなか形にできない」と感じている方にとって、何かひとつでも参考になるところがあればうれしいです。難しく考えすぎず、まず短いメモを書くところから始めてみてください。
そうそう、そういえば最近追加した仕組み。
普段のClaudeとのやりとりを元にブログ化する仕組みを追加しました。
だから毎回ブログを書いてとお願いする作業がなくなります。
毎日のやりとりや相談事がそのまま記事になる感じ。
そうなってくるとだんだんチェックすらめんどくさくなってくる。
こうやってグゥたら人間に落ちぶれるんだろうな。。。