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ターミナル初心者のフリーランスWeb制作者が、Claude Codeをゼロからセットアップした全手順(Windows)

(更新: 2026.04.10)

Claude Codeを使ってみたくて公式ドキュメントを開いたら、いきなり「Node.jsをインストールしてください」と書いてある。インストールしてみたのに claude コマンドが「認識されていません」と怒られる。そういう経験をしたことがある方に向けて、この記事を書いています。

自分も最初まったく同じところでつまずきました。原因はシンプルで「PowerShellを再起動していなかった」だけなのですが、それがどこにも書いていない。初心者向けの記事なのに「当たり前のこと」として省略されているケースが多い。

この記事では、完全に初めての人がこの手順通りに進めればClaude Codeを起動できることを目標に書いています。省略はしません。

Claude Codeとは何か、チャット版との違い

まず前提として、Claude Codeが何者かを整理しておきます。

claude.ai のブラウザ版(チャット版)は、Webサイト上でAIと会話するツールです。テキストの質問や相談には便利ですが、自分のPCのファイルには直接触れられません。

一方、Claude Code(ターミナル版)はPCのターミナルから起動する開発者向けツールです。ちなみにproプラン以上の有料プランじゃないと使えません(泣)
最大の特徴は「自分のPCにあるファイルを直接読み書きできる」こと。コードの修正、ファイルの生成、フォルダ構造の整理など、AIが手を動かして作業してくれます。

※ ターミナルとは、キーボードで文字(コマンド)を入力してPCを操作する画面のこと。Windowsでは「PowerShell」がそれにあたる。

ターミナルというのは、キーボードで文字を入力してPCを操作する画面のことです。Windowsでは「PowerShell」がそれにあたります。最初は少し取っつきにくいですが、使っているうちに慣れます。

ステップ1: PowerShellを開く

まずPowerShellを起動します。

  1. 画面左下のWindowsの検索バー(「ここに入力して検索」と書いてある部分)をクリックする
  2. PowerShell と入力する
  3. 「Windows PowerShell」が候補に出てきたらクリックして起動する

黒い(または青い)画面が開いて、最後に > のような記号が表示されていれば起動成功です。

ステップ2: Node.jsをインストールする

Claude Codeを動かすためには、Node.js(ノードジェイエス)が必要です。Node.jsはJavaScriptをPCで動かすための実行環境で、npm というパッケージ管理ツールも一緒についてきます。

※ Node.jsとは、本来ブラウザ上で動くJavaScriptを、PC上でも実行できるようにするソフトウェア。Claude Codeの動作に必要。

※ npm(Node Package Manager)とは、Node.jsと一緒にインストールされるパッケージ管理ツール。ソフトウェアのインストールや管理に使う。

Node.jsのダウンロードとインストール

  1. ブラウザで https://nodejs.org/ja/ を開く
  2. 「推奨版(LTS)」と書かれたボタンからインストーラーをダウンロードする(「最新版」ではなく「推奨版」を選ぶこと)
  3. ダウンロードしたファイル(.msi 形式)をダブルクリックして実行する
  4. インストーラーの画面が開いたら「Next」を押し続ける

ここだけは注意してください。

インストール中に「Add to PATH」というチェックボックスが出てきます。これはONのままにしておいてください。チェックが外れていると、インストールが完了してもコマンドが認識されなくなります。

※ PATH(パス)とは、PCがコマンドの実行ファイルを探しに行く場所の一覧のこと。PATHに登録されていないと、コマンドを打っても「認識されていません」と表示される。

インストーラーの途中でオプション画面が出ることがありますが、基本的にそのままで問題ありません。最後に「Finish」を押して完了です。

PowerShellを閉じて開き直す(超重要)

Node.jsのインストールが終わったら、PowerShellを一度閉じて、もう一度開いてください。

これをしないと、インストールしたNode.jsやnpmのコマンドがPowerShellに認識されません。インストール後のPATH(コマンドの場所情報)の反映には、PowerShellの再起動が必要です。閉じて開き直すだけでOKです。

Node.jsが正しく入ったか確認する

PowerShellを開き直したら、以下のコマンドを入力してEnterを押してください。

node --version

以下のようにバージョン番号が表示されれば成功です。

v22.14.0

続けてnpmも確認します。

npm --version
10.9.2

もしも「npm:このシステムではスクリプトの実行が無効になっているため、〜〜〜」といったエラーが出たら、解決方法: PowerShellを管理者として開いて、以下を実行してから再び npm –versionを入力エンターしてください。

Set-ExecutionPolicy RemoteSigned -Scope CurrentUser

バージョン番号の数字は多少違っていても問題ありません。「認識されていません」と出た場合は後述のトラブルシューティングを参照してください。

ステップ3: Claude Codeをインストールする

Node.jsが入ったら、いよいよClaude Codeをインストールします。PowerShellで以下のコマンドを実行してください。

npm install -g @anthropic-ai/claude-code

-g は「グローバルインストール(PC全体で使えるように)」という意味です。インストールには1〜2分かかることがあります。たくさんの文字が流れますが、エラーが出なければ正常です。

インストール完了後、バージョンを確認します。

claude --version

バージョン番号が出れば、Claude Codeのインストールは完了です。

ステップ4: グローバル設定ファイルを作る

Claude Codeには、全プロジェクト共通の設定ファイルを置く場所があります。CLAUDE.md というファイルで、Claudeへの指示書のようなものです。「日本語で返答して」「コードにコメントを入れて」といった共通ルールをここに書いておくと、毎回指示しなくて済みます。

※ CLAUDE.mdとは、Claude Codeの設定ファイル。プロジェクトのルールや指示を書いておくと、セッション開始時にClaude Codeが自動で読み込んで動作に反映してくれる。

以下のコマンドでフォルダとファイルを作成します。

New-Item -ItemType Directory -Force -Path "$HOME\.claude"
New-Item -ItemType File -Force -Path "$HOME\.claude\CLAUDE.md"
notepad "$HOME\.claude\CLAUDE.md"

メモ帳が開いたら、たとえば以下のように書いて保存します。

# グローバル設定

- 日本語で返答する
- コード内のコメントも日本語

保存はCtrl+S、閉じるはウィンドウ右上の×です。

ステップ5: Git for Windowsをインストールして起動する

Claude CodeはWindows上でgit-bashを必要とします。git-bashはGit for Windowsに含まれているので、まずこれをインストールします。

※ git-bash(ギットバッシュ)とは、Git for Windowsに付属するLinux風のコマンド実行環境のこと。Claude Codeは内部でこのbash環境を使って動作する。

Git for Windowsのインストール

  1. ブラウザで https://git-scm.com/downloads/win を開く
  2. 「64-bit Git for Windows Setup」をクリックしてダウンロードする
  3. ダウンロードしたインストーラーを実行し、「Next」を押し続けてインストールする(デフォルト設定でOK)

インストール完了後、PowerShellを一度閉じて開き直してください。

git-bashが認識されない場合

Git for Windowsをインストールしたのに claude コマンドで「git-bash required」というエラーが出る場合は、環境変数を手動で設定します。PowerShellで以下を実行してください。

[System.Environment]::SetEnvironmentVariable("CLAUDE_CODE_GIT_BASH_PATH", "C:\Program Files\Git\bin\bash.exe", "User")

実行後、PowerShellを閉じて開き直してください。これでClaude Codeがgit-bashを見つけられるようになります。

プロジェクトフォルダを作って起動する

git-bashの準備ができたら、プロジェクトごとにフォルダを作ってその中でClaude Codeを起動します。

mkdir "$HOME\projects\my-project"
cd "$HOME\projects\my-project"
claude

mkdir はフォルダを作るコマンド、cd はそのフォルダに移動するコマンドです。claude と入力してEnterを押すと、Claude Codeが起動します。

初回起動時はAnthropicのアカウント認証が求められます。ブラウザが開いてログイン画面が出るので、claude.aiで使っているアカウントでサインインしてください。

起動に成功すると、PowerShell上でClaude Codeと対話できる状態になります。あとは日本語で「このフォルダにREADME.mdを作って」などと話しかければ動いてくれます。

終了するときは以下のどちらかです。

/exit

または Ctrl + C

よくあるトラブルと対処法

claude codeを立ち上げたら$5払って課金してと出る。

claudeの画面で一旦ログアウトして再度ログインする。/logautからの/claude login

「〇〇は認識されていません」と出る

nodenpmclaude などのコマンドで「認識されていません」と表示される場合、以下を順番に試してください。

対処1: PowerShellを閉じて開き直す

インストール後にPowerShellを再起動していない場合、コマンドが認識されないことがあります。いったん閉じて開き直すだけで解決することがほとんどです。

対処2: Node.jsを再インストールする

インストール時に「Add to PATH」のチェックが外れていた可能性があります。Node.jsのインストーラーを再度実行して、チェックがONになっていることを確認しながら再インストールしてください。

npmでエラーが出る

権限エラーが出た場合、PowerShellを管理者として実行してみてください。

  1. Windowsの検索バーで「PowerShell」と入力
  2. 「Windows PowerShell」を右クリック
  3. 「管理者として実行」を選択 

「スクリプトの実行が無効になっています」と出る

Windowsのセキュリティポリシーでスクリプトの実行が制限されている場合に出るエラーです。以下のコマンドで解除できます。

Set-ExecutionPolicy RemoteSigned -Scope CurrentUser

確認メッセージが出たら Y を入力してEnterを押してください。

 

覚えておくと便利なコマンド一覧

コマンド 意味
pwd 今いるフォルダのパスを表示する
ls フォルダの中身を一覧表示する
cd フォルダ名 フォルダを移動する
mkdir フォルダ名 フォルダを新規作成する
cat ファイル名 ファイルの内容を表示する
notepad ファイル名 メモ帳でファイルを開く

これだけ覚えておけば、Claude Codeの日常的な操作には困りません。あとはClaude Code自体に「このフォルダの構造を見せて」などと話しかければ、Claudeが代わりにコマンドを実行してくれることもあります。

まとめ

この記事で紹介したセットアップ手順をまとめます。

  • Node.jsは公式サイト(nodejs.org)からLTS版をダウンロードしてインストールする
  • インストール時に「Add to PATH」のチェックをONにすることが重要
  • インストール後は必ずPowerShellを一度閉じて開き直す(コマンド認識されない問題の原因の大半はここ)
  • node --versionnpm --version でインストールが正しくできたか確認する
  • npm install -g @anthropic-ai/claude-code でClaude Codeをインストールする
  • プロジェクトフォルダに移動して claude と入力すれば起動できる

一度セットアップしてしまえば、次からは cd プロジェクトフォルダclaude の2ステップだけで起動できます。最初の壁を越えたあとは快適です。

何かトラブルがあれば、まず「PowerShellを再起動する」を試してみてください。それで解決することが多いです。

次回予告

実はClaude Code、コーディングだけじゃなくFTPサーバーへのアップロードもできるんです。

※ FTPとは「File Transfer Protocol」の略で、サーバーにファイルを転送するための仕組みのこと。Web制作ではサイトのファイルをサーバーにアップロードする際に使う。

ターミナルのコマンドを実行できるということは、ファイルの編集 → FTPアップロードまでを、Claude Codeの中だけで完結できるということ。

次回は「Claude Codeで編集したWordPressテーマを、そのままFTPでサーバーにアップロードする方法」を書きます。Web制作者にとっては、これができるかどうかで実用度がまったく変わってくるので、ぜひ次回もチェックしてください。

※この記事はNPCの中の人の実務経験をもとに書いています。

“ターミナル初心者のフリーランスWeb制作者が、Claude Codeをゼロからセットアップした全手順(Windows)” への3件のフィードバック

  1. ステップ4: グローバル設定ファイルを作る←これはPowerShellを管理者として開いてるところに貼り付けるのですか?貼り付けようとすると警告が出ますが強制的に貼り付けなのでしょうか?

  2. トマトさん コメントありがとうございます!!
    今回にかんしては「強制的に貼り付け」で問題ないです。
    あれはPowerShellのセキュリティ警告で、複数行テキストの中に改行があると「各行がEnterキー扱いで勝手にコマンド実行されるかも」という注意喚起なのです。
    変なコマンドが走っちゃう恐れがあるので、気をつけてね!ってことです!
    今回のnpm関連のコマンドなら気にせず貼り付けて大丈夫^^

    安全に使うコツ:
    – 貼り付ける内容が自分で書いた/信頼できるものなら → そのまま「貼り付け」でOK!
    – ネットからコピーした見慣れないコマンドの場合 → 一度メモ帳に貼って中身を確認してから。確認は何かしらAIに聞いてしまって大丈夫だと思います。

    • 返信ありがとうございます。やってみます。安全に使うコツまで教えて下さりありがとうございます。

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